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症例報告!‼︎①
公開日:2017年5月30日 最終更新日:
おはようございます
今回は、患者様の許可を得ることができましたので当医院での治療報告をします。
まずは、初診時の状態から
画像で左下の左から2本目、右側の上の右からから3本目と下右から3本目(少しだけ専門的名称を使うと、右下第二大臼歯、左上第二大臼歯、左下第二大臼歯)の合計3本にファイバーコアを立てました。
この状態は歯の基礎工事をしただけですので、上下の歯の間に隙間があります。
ファイバーコアの状態の写真がこちら↓
コアが立ったら、次は噛むための被せ(補綴物)の製作です。
ここで本番の歯(被せ、補綴物)をすぐに作ることも可能ですが、いざ入れた後で「なんか噛みにくい」「前と違う」「頬を噛みやすくなった」となったら一大事です。
勿論、装着した歯を削って調整する手法もあります。
が!
せっかく新しく入れた被せ物、いきなりキズモノになってしまうのって勿体無いと思いませんか?
患者さんの食事を支える歯です。何年も使って頂く被せもの(補綴物)です。
私たちの医院では、新しい被せ(補綴物)は無調整で患者さんにお渡ししたいと考えています。
そのため、最終補綴物の前に仮歯を製作し、実際に使っていただきます。
仮歯の写真がこちら↓↓
使って頂いて問題ない、大丈夫、ということになったらいよいよ最終補綴物の製作にかかります。天然歯に近づけるよう、色を合わせていきます。
私たち歯科医院サイドは、模型(歯型)で患者さんのお口の中を忠実に再現できるよう、精密な型取りをし、色の確認をしていきます。
模型を技工士の先生に渡した後も、細かい部分を伝えるため何度も打ち合わせをします。
溝井歯科医院の上に技工士の先生のラボがあるため、実際に模型を見ながら打ち合わせができるのは本当にありがたいことです。
出来上がり(最終補綴物)がこちらです↓
患者様にも「まるで自分の歯みたい」と喜んでいただけました。