ご予約・お問い合わせ

木・日・祝休診

* 079-222-5427
診療
時間

8:30*12:30( 7:30*12:30)

13:30*17:30(13:30*16:30)

*

無料
メール相談

*

初めての方限定
24H WEB予約

*

menu

ブログ

*

むし歯治療のかぶせ物と詰め物について

2025.01.10

兵庫県姫路市の歯医者 溝井歯科医院
歯科医師 院長の溝井優生です。

むし歯治療を受ける際、一度は聞いたことがある「かぶせ物」や「詰め物」。これらは、むし歯によって失われた歯の機能や見た目を修復し、健康な状態を取り戻すために非常に重要な役割を果たします。しかし、どの材料を選ぶべきか、どのような治療を受けられるのか、疑問に感じる方も多いでしょう。本記事では、むし歯治療におけるかぶせ物と詰め物について詳しく解説します。

目次

  1. むし歯治療におけるかぶせ物・詰め物の必要性
  2. 詰め物の種類と特徴
  3. かぶせ物の種類と特徴
  4. 各治療方法のメリットとデメリット
  5. 治療費用と期間について
  6. まとめ

1. むし歯治療におけるかぶせ物・詰め物の必要性

むし歯が進行すると、歯の表面や内部が溶かされ、歯が弱くなります。このまま放置すると、歯がさらに悪化し、最終的には抜け落ちることもあります。そのため、むし歯は早期に発見し、治療を受けることが重要です。治療には、まずむし歯部分を削り取る処置が行われます。しかし削ったままでは歯が元の形状を失ったままで、機能的にも見た目にも問題が生じます。ここで、かぶせ物や詰め物が必要となります。

詰め物は、比較的小さなむし歯を削り取った後に利用されることが一般的です。削った部分を詰め物で埋めることにより、歯の形状や噛む力を取り戻すことができます。一方で、かぶせ物は大量の歯質が失われた場合に使用されます。これは、歯を覆うようにして設置され、より高い強度と保護を提供するものです。これらの治療により、歯の寿命を延ばし、健康的な口腔環境を維持することが期待できます。

2. 詰め物の種類と特徴

詰め物にはさまざまな種類がありますが、主にコンポジットレジン、アマルガム、セラミック、ゴールドが用いられます。それぞれの材質には独自の特徴と利点があります。

コンポジットレジンは、プラスチックとガラスの微細な粒子を混合した材質で、自然な歯の色に近いため、前歯などの見える部分の修復に適しています。また、硬化が早く、治療時間も比較的短いのが特徴です。ただし、長期間使用すると摩耗しやすく、変色することがあります。

アマルガムは、耐久性と経済性に優れた材質です。強度が高く、奥歯などに適していますが、銀色のため、見た目を気にする方には不向きとされることがあります。また、金属アレルギーのリスクがあることも考慮に入れる必要があります。

セラミックは、審美性が非常に高く、前歯の詰め物として理想的です。自然な歯の色に近い色調を再現できるため、非常に美しい仕上がりになるのが特徴です。ただし、他の素材と比較すると費用が高く、強度の面では慎重に扱う必要があります。

ゴールドは生体適合性に優れ、かつ非常に耐久性が高い材質です。金属アレルギーの心配が少なく、長期間にわたって安定した機能を発揮します。ただし、やはり見た目の問題と費用がネックになることがあります。

3. かぶせ物の種類と特徴

かぶせ物も、詰め物と同様にさまざまな種類が存在します。ジルコニア、メタルボンド、オールセラミック、ゴールドクラウンなどが代表的な選択肢です。

ジルコニアは、セラミックの一種であり、非常に硬く、耐久性と自然な見た目が特徴です。強度が高いため、奥歯のかぶせ物としても非常に効果的です。見た目にも優れているため、前歯にも使用されることがあります。しかし、強度が高すぎるため、対になっている歯を傷つける可能性があることがあります。

メタルボンドは、金属にセラミックを焼き付けたもので、強度と美しさを兼ね備えています。奥歯や見える部分に適しており、比較的リーズナブルな費用で提供されます。ただし、金属アレルギーがある方には注意が必要です。

オールセラミックは、金属を一切使用しないため、金属アレルギーの心配がありません。審美性に優れており、非常に自然な見た目になるのが特徴です。しかし、費用は他の選択肢と比べると高めであり、強度の面で一部の条件ではデリケートになることもあります。

ゴールドクラウンは、詰め物同様に耐久性が高く、生体適合性にも優れています。特に奥歯向けで、長期間にわたって安定した噛み合わせを提供します。しかし、その費用と見た目の面での懸念があるため、慎重に検討することが大切です。

4. 各治療方法のメリットとデメリット

むし歯治療で使用されるかぶせ物や詰め物には、それぞれにメリットとデメリットがあります。材質ごとの特徴を理解し、どの部分にどの素材が適しているかを考慮することが重要です。

コンポジットレジンの最大のメリットは、審美性が高く、比較的安価であることです。特に外から見える部分に使用する場合、自然な色調を再現できるため、従来の素材よりも優れています。一方で長期的な耐久性に欠け、使用状況によっては頻繁なメンテナンスが必要になることがあります。

アマルガムは耐久性に優れている一方で、その見た目がデメリットとされがちです。また、施術後に金属アレルギーの検査を勧められることもあり、アレルギーの心配がある方は考慮が必要です。

セラミックは審美性が高く、前歯などに理想的です。しかし、高価であり、割れるリスクもあります。ジルコニアはセラミックの中でも特に強度が高く、歯の根本的な修復が必要な際には選択肢として非常に有効です。ただし過剰に噛み合う歯に負担をかけることもあるので注意が必要です。

ゴールドは長期間にわたる使用に耐え、腐食の心配がありません。生体適合性が高いことも大きな利点の一つです。しかし、費用が高くなることや見た目の問題から、全ての患者さんに向いているわけではありません。

5. 治療費用と期間について

むし歯治療のかぶせ物や詰め物の費用や期間は、選択する素材や規模によって異なります。コンポジットレジンやアマルガムは低価格で提供されることが多く、施術も比較的短時間で完了します。一方で、セラミックやジルコニア、ゴールドを使用する場合、治療に数日から数週間の通院期間が必要なケースもあります。

特にセラミックやジルコニア、ゴールドの場合、お客様の個々の状態に合わせてしっかりとフィッティングするために、型取りから仕上げまでに時間がかかります。また、これらの素材は保険が適用されないことが多く、費用は高くなる傾向にあります。平均的には、セラミックで20,000円から、ジルコニアやゴールドの場合は50,000円以上かかることが一般的です。

どの素材を選択するにせよ、歯科医師と充分に相談し、使用目的やメンテナンスの頻度、予算などを考慮しながら、最適な治療法を選ぶことが大切です。

まとめ

むし歯治療において適切なかぶせ物、詰め物を選ぶことは、歯の健康を長期間維持するために重要です。それぞれの素材の特色を理解し、自分にとってベストな選択をすることが大切です。また、定期的な歯科検診を受け、治療終了後も良好な歯の状態を保つことが、再びむし歯を発症させないための効果的な方法です。健康的な口腔環境を維持し、笑顔に自信を持ち続けましょう。

診療案内

治療に関する疑問、
治療内容について、
まずはお気軽にご相談ください。

ご予約・お問い合わせ

姫路駅すぐの歯医者なら溝井歯科医院へ

所在地
〒670-0911
兵庫県姫路市十二所前町50觜崎興産ビル2F
電話番号
079-222-5427
休診日
木・日・祝
診療時間
08:30~12:30
13:30~17:30

07:30~12:30 13:30~16:30まで

*
「姫路駅」より
徒歩7分
*
契約駐車場あり
*
*

*

*

*

*